「口を開けたときに音がする」「あごが痛い」「口が開かない」などの症状がある場合、顎関節症(がくかんせつしょう)の可能性を無視できません。
噛み合わせや歯ぎしり、頬杖をつく、片側ばかりで噛むといったクセなど、さまざまな要因が複雑に関係して起こる病気で、肩こりなどの全身症状を引き起こすこともあります。
当院の顎関節症治療は、口腔外科出身の院長が担当します。大学病院の救急救命センターや総合病院の口腔外科での勤務経験があり、25年以上(※)にわたって顎関節症の治療に携わってきました。
顎関節症は専門的な知識や技術が必要な治療分野です。症状の原因をしっかりと追究し、より適切なアプローチで改善を目指します。当院の院長なら経験も豊富ですので、不安なくお任せいただけることでしょう。お悩みの方は、ぜひご相談ください。
※2025年現在
顎関節症は、噛み合わせや歯ぎしり、頬杖をつく、片側での咀嚼など、さまざまな要因が複雑に関係して起こります。
顎関節(あごの関節)周りの筋肉の不調和からくる病気と考えられるため、生活習慣によっては歯並びの良い方でも発症することがあります。
当院では、初診時に現在の症状やお悩みをヒアリング。次にレントゲンや触診で噛み合わせの検査を実施します。その診断結果に基づき、以下の治療法をご提案しています。
「スプリント」と呼ばれるマウスピースを用いた治療は、顎関節症治療の中でも一般的な治療法です。就寝時にマウスピースを装着いただき、正しいあごの位置へと整えていきます。
通常、型どりから1週間程度でマウスピースをお渡しでき、急を要する場合は翌日対応も可能です。マウスピースのお渡し時に、使用方法や保管方法もお伝えしていますので、よりご安心いただけるでしょう。
噛み合わせは、骨格や全身の健康に大きな影響を与えます。あごを正しい位置に整えることで、歯ぎしりや食いしばりなどの異常な緊張を軽減でき、リラックスした状態へと導きます。
治療の際、まず全身のバランスを整えるため、噛み合わせの悪い歯がないかを確認。必要に応じて、詰め物や被せ物を作り変えるなどの治療を行い、徹底的な噛み合わせの調整を図ります。
あごの痛みが強い方は、各種治療を行うのが困難な場合があります。
当院ではそのようなケースに対し、お薬を服用いただいています。飲み薬による痛みの緩和と、顎関節症を改善する治療の並行が可能です。
日常生活に取り入れられる簡単な対処法をお伝えしています。
例えば、無理してお口を開けないことや、あご周りを温めて血流を促進させるなどの方法です。
セルフケアを習慣にすれば、症状の緩和や再発予防が期待できます。これと歯科治療と組み合わせることで、より効果的な改善を目指せます。
重度の顎関節症では、症状の程度や患者さまのご希望を確認の上、より専門的な治療が可能な医療機関をご紹介する場合があります。
当院では以下の口腔外科と連携しています。
専門性の高い知識や設備が必要なケースにも対応するため、これらの医療機関との連携体制を整えています。患者さまの状況に合わせた適切な治療をご提案できるよう、今後も努めてまいります。
一般的には、ストレス、噛み合わせの問題、歯ぎしりなどが関連していると考えられています。原因は多岐にわたる場合もあり、すぐに一つに特定することは困難です。当院では、さまざまな機器を使用して検査を行い、患者さまの状況を丁寧に診査していきます。
ストレス管理、バランスの良い食事、適度な運動などの生活習慣の改善が効果的です。また、硬い食べ物を控えめにし、あごに負担をかけすぎないよう注意することも大切です。
猫背やあごを突き出すような体制を避け、正しい姿勢を心がけましょう。定期的な歯科検診によるお口の状態のチェックも、予防に役立ちます。
基本的に健康保険が適用され、保険診療で治療を行えます。ただし、一部の特殊な治療は自費診療の扱いになる場合も。症状や治療法によって異なりますので、詳しくはご相談ください。
口を開けにくい、あごの関節から音がするなどの症状が気になる場合、顎関節症かもしれません。天神エリア、天神駅・福岡駅近くの歯医者「ひびき歯科クリニック」では、顎関節症の治療に対応しています。ぜひご相談ください。
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午前:9:30~13:30
午後:14:30~18:30
◆:9:30~12:30
▲:13:30~16:30
※祝日がある週の木曜は診療しています。
休診日:木曜・日曜・祝日