当院のインプラント治療

当院のインプラント治療は、20年以上（※）の経験を持つ院長が担当します。

インプラントを埋め込むあごの骨の周辺には、重要な神経や血管があります。大事な組織を傷つけずに手術を成功させるには、高い技術と豊富な経験を持つ歯科医師にお任せいただくほうがより安心です。

院長は口腔外科の出身で、過去に大学病院の救急救命センターや総合病院の口腔外科での勤務経験があります。毎日のように外科治療を行っている診療科でしたので、外科的な手技を基礎から身につける機会に恵まれました。

数多くの口腔外科治療に携わった院長だからこそ、お口の状況に合った治療法を選択することが可能です。皆さまに安心して治療に臨んでいただけるよう、培ってきたノウハウを十分に活かしてインプラント治療を行ってまいります。

※2024年現在

インプラント治療では、人工の歯の根をあごの骨に埋め込むための外科手術が必要です。体に負担がかかるのではないか、手術後に痛みが出るのではないかと、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。

私どもは患者さまの痛みをできる限り抑えるために、下記のような取り組みを行っています。

麻酔時の痛みや負担を減らせるよう、さまざまな工夫を凝らしています。例えば麻酔注射の前に表面麻酔を塗布したり、麻酔のカートリッジをあらかじめ温めたりするのです。

また、豊富な種類の注射針を取り揃え、患者さまの状態に合わせて選択することで、麻酔時における痛みの軽減に取り組んでいます。

一般的に、手術の時間が短ければ短いほど、術後の腫れや痛みを抑えられるとされています。

私どもは可能な限り短時間での手術に努めています。目安として当院のインプラントのオペ時間は約15～30分、ご来院から医院を出るまでの時間は約1時間です。（1本の場合）事前の検査をきちんと行うことで、スムーズな手術を実現しています。

インプラント治療中に院内感染が発生するのを防ぐため、感染対策を徹底しています。

院内感染の主な原因は、血液や唾液による治療器具の細菌汚染です。当院では歯科医師や衛生士が使うグローブ・ガウン・治療器具を置くトレーなどの使い捨て可能な道具はなるべく使い捨てにし、ほかの患者さまへ使い回すことはありません。

使い捨てにできない器具は、汚染の原因となる血液や唾液をしっかりと洗い流し、入念に消毒・滅菌処理をしています。

インプラントにすると虫歯や歯周病にかからないとお思いになるかもしれませんが、残念ながら実際は違います。たしかに虫歯にはなりませんが、歯周病（インプラント周囲炎）にはかかってしまうのです。

歯周病の症状が進行すると歯ぐきやあごの骨に炎症が起き、手術で埋め込んだインプラントが抜け落ちてしまう場合もあります。こうしたリスクを回避するには、丁寧なメインテナンスが不可欠です。

当院では、患者さまに一人ひとりに担当の衛生士がつきます。インプラント治療後は定期的に通院いただき、クリーニングや歯磨き指導を実施。同じ衛生士が継続して担当するため、お口の中の変化に気づきやすく、よりきめ細やかなメインテナンスが可能です。

患者さまご本人も気づきにくい些細な異変も見逃さず、少しでも長くインプラントをお使いいただけるよう努めています。

当院ではインプラント治療に5年間の保証をおつけしています。保証の内容は、被せ物が欠けたり壊れたりした場合、修理・再作製の費用を当院が負担するというものです。

インプラント治療は自費診療で、健康保険が適用されません。歯科治療の中でも比較的高額な治療ですので、「高かったのにすぐインプラントが使えなくなったらどうしよう」と心配の声が上がるのは当然ではないでしょうか。その点、この保証は何かあった際も安心できるお守りのような役割もあると考えています。

こうした保証をお付けできるのは、私どもの自信の表れでもあります。ご満足いただける治療を提供できる自負があるからこそ、責任を持って保証をご用意しているのです。

※保証は、当院で定期的にメインテナンスを受けている方のみが対象です。