「親知らず」とは、中央の前歯から数えて8番目の位置に生えてくる永久歯のことで、一般的に10代後半から20代前半で生え始めます。その際、真っ直ぐに生えれば問題ないのですが、斜めに生えてしまうケースが多いのが困りもの。
お口の中の一番奥にあって歯磨きが難しいため、虫歯や歯周病になりやすく、歯肉の腫れや痛みなどのトラブルの原因にもなりがちです。そこで多くの場合、こういった問題を防ぐために抜歯が推奨されます。
親知らずの抜歯は、生えてきた位置や状態によってその難易度が異なるので、歯医者や歯科の専門的な技術が求められます。
信頼できる歯医者を選べば、痛みの少ない、上手な処置が受けられる可能性が高いでしょう。また、抜歯後のアフターケアをしっかりと行うことも重要です。歯科医師の指示に、きちんと従うようにしましょう。
「親知らずがときどき痛くなる」「腫れる」といった症状でお困りの方はいませんか?
当院の院長は口腔外科の出身で、過去に大学病院の救急救命センターや総合病院の口腔外科での勤務経験がある歯科医師です。これまでに1万症例以上(※)の親知らずの治療を行っており、口腔外科での専門的な技術を習得しています。
そのため私どもなら、親知らずが歯茎に埋まっているような難症例にも対応が可能です。
しかし、あまりにも神経に近い位置にある親知らずの場合は、設備面も含め、万一に備えた安全の確保が重要です。当院ではそうした場合、患者さまの安全を第一に考えて、提携先の下記の病院を紹介する体制をとっています。
口腔外科の専門的な知識と経験が豊富にある院長だからこそ、状況に合わせてより適切な方法をご提案できるのです。
このように、より安全な親知らずの治療を常に心がけておりますので、遠慮なくご相談ください。
※2025年現在
治療中の痛みを軽減するには麻酔が有効ではありますが、この麻酔注射自体が「痛い」と嫌がる方も少なくありません。
当院では麻酔の工夫で、痛みの少ない治療を実践。まず歯茎に塗るタイプの表面麻酔を使用しています。これにより歯茎にあらかじめ麻酔がかかるため、注射を打ったときの「チクッ」とする痛みを軽減できるのです。
また、表面麻酔をしっかりと行えば、その後に注射器で注入する麻酔薬の量を減らせるメリットも。麻酔薬の量を少なくできれば、お身体への負担も抑えられます。
注射針に関しては、細ければ細いほど刺すときの痛みが少なくなるので、日本で入手できるものの中で一番細いものを採用しています。
また、麻酔液の注入には、電動の注射器を使用。電動式注射器で麻酔液の注入速度を一定に保てれば、痛みを感じにくいからです。
さらに、麻酔液の温度と体温の間に温度差があると刺激や痛みを感じやすくなるため、当院では麻酔液を体温と同じくらいまで温めて使用するなど、温度への配慮も忘れません。
治療する歯によっては麻酔が効きにくい場合もありますが、その際は通常の麻酔よりも効き目が良い「伝達麻酔(でんたつますい)」を行うケースもございます。
そのほか、歯茎を切開する量や骨を削る量を少なくすることで、痛みや腫れを最小限に抑えるとともに、患者さまのお身体への負担を考え、短時間での治療を心がけています。
痛みが苦手で歯科の受診をためらっている患者さまを一人でも多く救いたい。この思いから、なるべく痛みを感じさせない、痛みの少ない治療を実践しています。
親知らずの治療の際は、出血を伴う外科的な処置が必要になることがあります。外科的な処置をしている間は傷口が開いている状態になるため、細菌感染を引き起こしやすい状態です。
当院では治療中に他の病気に感染してしまう「院内感染」防止のため、感染対策に徹底して取り組んでいます。
グローブ(手袋)やエプロン、コップなど、使い捨てにできる治療器具はすべて使い捨てにし、使い捨てにできない器具は、ヨーロッパ最高基準をクリアしたクラスB滅菌器でしっかりと個別に滅菌。ハンドピース(歯を削る機械)も患者さまごとに1本ずつ滅菌しています。
このように感染対策を徹底し、清潔な環境で治療を行えるよう配慮しています。一層安心してご来院いただけるのではないでしょうか。
あごのスペース不足により、正常に生えずに周囲の歯を押して歯並びを悪くしたり、虫歯や歯周病のリスクが高まったりするためです。また、歯が半分しか生えていない状態だと汚れが溜まりやすいため、炎症を起こしやすく、痛みや腫れの原因になるリスクもあります。
親知らずの場所や状態によっても異なります。あごの骨に埋まっている下の親知らずの場合は、1週間程度腫れや痛みを伴うことも。抜歯後2~3日後に腫れと痛みのピークを迎え、その後少しずつ落ち着いてきます。
まっすぐ生えている上の親知らずの場合、抜歯で腫れることはほとんどありません。
抜歯後は安静にし、激しい運動や喫煙、アルコールは控えるようにしましょう。患部を清潔に保ち、やわらかい食事を心がけることも必要です。処方された薬がある場合は、指示通りに服用してください。
天神で親知らずの抜歯が上手い歯医者をお探しなら、「ひびき歯科クリニック」へ。痛みを最小限に抑えた治療を心がけています。
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午後:14:30~18:30
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休診日:木曜・日曜・祝日